ホーロー浴槽の傷からサビが出だしたのでエポキシパテで補修してみました 生涯賃金100万円男のリタイア生活

ホーロー浴槽の傷からサビが出だしたのでエポキシパテで補修してみました

2017/12/16

買ったもの

僕は現在、築30年ぐらい経つ古い家(実家)に住んでいます。

そしてこれぐらい年月が経つと当り前のようにあちこちにボロが出始めてしまいまして、
特に一番ダメージが出やすい水回りの設備の中でずいぶん前から「ホーロー浴槽のサビ」が気になっておりました。

サビを見つけた当初は「あれ?なんか浴槽に茶色い引っかき傷みたいなのがある…」ぐらいの感じだったんですけど、段々とそれが広がり最近では下の画像ぐらいにまで広がってきてしまったんですよね。

●浴槽のサビ
ホーロー浴槽の傷からサビ
画像が暗くて見えにくいですが実際にはしっかりサビと分かるような状態で、サビの大きさは左の排水口と比べていただけるとお分かりになると思います。

ここで、この状況を見ていながらも「このぐらいのサビならばもうちょっと放っておいても大丈夫なんじゃ…」なんていう僕本来の逃げグセが出そうになってしまいましたが、
けっこうサビの広がり方が早いこともあり急ぎ目でまずは試しに自分でなんとかしてみることにしました。
(業者を頼むと「やり取りが面倒だし費用が高く」からパスしました…)

そこでネットを使ってザッと調べてみると、あっさり楽天でホーロー浴槽に使えそうな補修材(TOTOホーロー補修材FZ1N)があるのは発見した!
・・・のですがこれがまたけっこう値段が高くて量が少ないんですよね。

なのでもう少しだけ調べてみると、どうやら「エポキシパテ」なるものを使えばある程度補修ができそうだということでさっそくAmazonで「セメダイン 穴うめ・成形 エポキシパテ 水中用」という商品を購入してみました。


ただ、公式サイトを見てみるとこちらの商品は「耐水性や水漏れを防ぐ効果はしっかりとある」とはいえホーロー浴槽に使用するための商品ではないですし、
わざわざ「生物を入れる容器には使わないで!」って書いてあるぐらいなので浴槽に使うには「体に害のある強力な毒素的なものが入っていてダメなんじゃないか…」なんて不安もありましたけど・・・
結局僕は「浴槽の水をゴクゴク飲むわけでもないから大丈夫かな?」ぐらいの感じで使ってみました。

●購入したエポキシパテ
エポキシパテ
(この写真も暗いですね…)

・・・と、ここでここからの作業工程を写真を交えてご紹介・・・
といきたいところでしたが、写真を撮るヒマもなく四苦八苦しながら作業していたので途中の画像はありません♪

作業の流れとしては、
  • 浴槽のサビ部分を家にあったヤスリ(鉄と紙)で削り取る
  • エポキシパテを適度な大きさに切って練り合わせる
  • 削った部分にパテを貼り付け
  • あとはひたすら待つ(約6時間)だけ
という感じで、作業自体はシンブルなものでした。

ちなみにエポキシパテの中身は「和菓子の五家宝※」みたいな形で、多少はツンとするような臭いは感じましたね。
※五家宝の参考画像


作業中のポイントとしては、
カッターで切ってから練るときには少しずつちぎりながら混ぜるとやりやすいですし、
色むらがなくなるまで混ぜたエポキシパテを浴槽にくっつけるときには最初は大まかに貼り付けてしまい、その後指先を軽く濡らして調整していくとビニール手袋をしていてもベタベタしないと思いますよ。
(これAmazonのレビューに書いてあったことだっけかな?)

●かなり見えにくいですがパテ埋め後
エポキシパテで埋めたあと
気温が低いと固まりにくいとはいえ、6時間ぐらいで実用に耐えられるぐらいには固まってくれるみたいなので僕の場合は朝に作業をして普通に夜にはお風呂を沸かして入ってしまいました。

ただ・・・実は同時に浴槽まわりのコーキングもボロボロになってしまっていたことから、エポキシパテだけでなく「セメダイン キッチン配管 防水シール バスコークN」も同時購入して使ってしまったので、
バスコーク
(使用後24時間濡らしちゃダメな…)こちら商品のせい?でこの日の入浴は「できるだけ水がはねないように体を洗ったり浴槽にもゆっくりそろ~っと入ったり」しないといけなくなり少し大変な思いはしましたよ♪


とにかく比較的お安めに浴槽の補修はできたけど、コーキングは別にしてエポキシパテでどのぐらいの期間現状維持できるのかなぁ?
そもそもが浴槽用ではない商品だし、ホーローのサビって裏側からきていることもあるみたいなんで・・・
まぁ現時点でもう30年間も頑張ってくれたんだし「業者さんによる補修」とか「浴槽全取っ替え」の覚悟も今からしておきます。