「口に合わないゴルゴンゾーラチーズ」に良い経験させてもらいました。 生涯賃金100万円男のリタイア生活

「口に合わないゴルゴンゾーラチーズ」に良い経験させてもらいました。

2018/03/29

雑記

子供の頃から食べ物の好き嫌いが多かったので、僕はずっと「ハンバーグ、鶏のから揚げ、ミートソース」みたいな子供が喜ぶような王道メニューばかり食べて育ってきてしまいました。

なので「コジャレた食べ物」とか「珍味的な物」を食べた経験が普通の大人に比べてかなり少ない上に・・・
ここ数年はフラッと立ち寄れるようなお店にさえ寄り付かないくらい外食をまったくしてない状態なので「せめて自分で作る料理は少しでも変化をつけてみよう!」ということを日頃からちょっと頭の片隅に置きながら生活をしていたんですよね。

そしてそんな中、激安品を求めていつものようにスーパー巡りをしていると賞味期限間近の「ゴルゴンゾーラチーズ」が150円で売っているのを見つけたので・・・
たぶん僕の人生ではこんなオシャレチーズ?を食べる機会はこれからそう多くはないだろうから、さっそく試しに購入して初ゴルゴンしてみることにしました♪

ゴルゴンゾーラチーズのパッケージ ゴルゴンゾーラチーズパッケージ裏面
(こちらのチーズは他のスーパーで見たら500円位で売っていたので150円ならかなり激安ですよね♪)
●もちろんチーズは青カビ入り。


購入時点では「珍しいチーズが安いからとりあえず買おう!」って感じで特に何も考えてなかったので、自宅に歩いて帰る間に「このチーズを使って何を作ろうか?」といろいろ迷ったんですが・・・
結局のところ僕が思いつくのはパスタかピザぐらいしかないですし、ピザに関しては生地を作るのが面倒臭すぎるので「ゴルゴンゾーラチーズを使ったトマトソースパスタ」を今回は作ってみることにしました。
(昔は業務スーパーに「安い冷凍のピザ生地(5枚入りで200円だったかな?)」が売ってたんでピザも自分で作ってたんですけどね…)

パスタに使った材料は・・・
ゴルゴンゾーラチーズと、帰り道に別のスーパーへ寄り道して購入したベーコン(120g)、アスパラ、トマト缶(2缶)、パスタ(400g)、玉ねぎぐらいで、値段的にはザッと700円はかかってない感じでしょうか?
●ベーコンは100g98円で購入。



作り方はとってもシンプルで、
「具材を炒める → トマト缶を入れて煮詰める → コンソメの素・塩コショウなどで味を整える → チーズを入れたソースと茹でたパスタを和え、バジル・パセリをふって完成」という流れで作っただけで・・・
少し珍しい点といえば、乾麺のパスタをあらかじめ水に数時間浸してから茹でる「水パスタ(…こんな名称でしたっけ?)」という方法で作ったところくらいかなぁ?

この方法だと1分ちょっとで麺がゆで上がるため茹で時間が物凄い短縮できて僕も気が向いたときにはやってますが、個人的には「麺がモチモチになって普通に茹でるより絶対美味しい♪」と巷で騒がれているほど美味しくは仕上がらず「普通に茹でたほうが良い」とは正直思ってるんですけどね。
(…僕の茹で方が悪いだけ?)
●鍋で水漬け中のパスタ。
水漬けパスタ

とにかくこんな感じでゴルゴンゾーラを使ったパスタはとりあえず完成しました。
ゴルゴンゾーラを使ったトマトソースパスタ1
ゴルゴンゾーラを使ったトマトソースパスタ2
アスパラは入れ忘れてしまったので後から茹でて乗っけました♪

・・・そして肝心の「ゴルゴンゾーラチーズの味」についてですが・・・
実のところ、チーズのパッケージを開けた瞬間のニオイですでにヤバイ雰囲気を感じながら調理をスタートしてしまい、さらにソースの中に入れた段階では「湯気によってキッチンに広がった激クサ臭(あくまで個人の感想です)」を嗅いだ時点で僕はもう「とんでもないものを買ってしまった…」という後悔を感じながら完成させてしまった料理でしたので・・・
予想どおり、食べるのがシンドイぐらい「(オブラートに包んで言えば…)僕にはまだ理解できない味」でした。
(アスパラを入れ忘れたのも調理中に「ヤバイ…材料無駄にしたかも…」という不安の中で作っていたためです…)


いちおう僕は今まで自分で作った料理は一度も残したことがないので、タバスコをいっぱいかけた上であんまり鼻で息をしないようにして食べきりましたが・・・
これベーコンとかアスパラのような味の避難場所的な具材がなかったら食べられなかったかもしれません♪

食べる前は「もしかしたらニオイが強いだけでパスタは美味しく仕上がっているかも?」なんて淡い期待をしてましたけど、やっぱりシソンヌのラーメン屋のコントみたいに「クセェけどウメェ」というワケにはいかず「クセェもんはクセェ…」という感じで僕には合わなかったなぁ。
・・・特に、今回購入したチーズはピカンテというゴルゴンゾーラの中でもさらにクセのある種類だったみたいなんで背伸びしすぎた感じですかね。

とにかく世間ではこれを好きで食べている人もたくさん居られるのだから、やっぱり年齢の割に僕の味覚って許容範囲が超狭いんですねぇ・・・見事に再確認させられましたよ。

でもだからといって「これからいろんなものを食べて味覚を鍛えよう!」なんて前向きな気持ちにはなれませんし、そもそもそんなことは金銭的にも難しいのでこれからはおとなしく自分の好みの範囲内で工夫をして料理していきたいと思います♪

・・・あ、ちなみに今回作ったパスタはなんとかすべて食べきりましたが、「使いきれなかったゴルゴンゾーラチーズ(約半分)」は散々迷った挙げ句捨ててしまいました。
今まで「完全に腐ってしまった野菜」とか以外で調理前の食材を捨てたことなかったんで自分的にはけっこうショックだったけど、このチーズ使った料理をまたツラい思いして食べるほうがもったいないですから仕方ないですね。